別の世界で出会った、もう１人のイコ。

そのイコを救うために、 魔法少女『及川依子』は海神と呼ばれる悪魔を倒す。

しかし、海神を倒しても元の世界に戻る方法はわからないままだった。

そんな中、この世界のイコから 語られたのは 『不思議な道具を作る発明家』の存在。

元 の世界に戻る手がかりを求め、 魔法少女たちは『発明家』に会うために新天地へと向かう。

そこで彼女たちを出迎えたのは……

「『マリオン特殊錬金工学研究所』にようこそ」

あからさまな『大人っぽさ』を感じさせる女性だった。

その姿を見て、魔法少女たちは確信する。

彼女は、この世界の ──

研究所の主

イコやマスターに見送られ、 町を出発した一同。 不思議な道具を作っている発明家が 住んでいるらしい建物に到着するものの、 突如その建物から爆発音と共に 煙が噴き出して…..?

煙たゆたう

マリアンヌそっくりの人間、マリオン。 異世界から来たという話をアッサリ信じ、 興味を示す彼女は、元の世界に帰るための 有益な情報を語る。 その時、町に魔物が現れたという 知らせが彼女たちのもとに届く。

羨望の瞳

マリオンの助けもあり、悪魔を倒した一行。 勝利を喜び合う魔法少女たちだが、 その輪に混ざろうとしないマリアンヌ。 マリオンは不思議に思い声をかけるが、 悪魔が再び町に向かってきていた。

置き去りの夢に手をのばす

戦闘と調査で部隊を分けた魔法少女たち。 戦闘部隊として町に残るマリアンヌに、 マリオンは自らの夢を語る。 自分自身を肯定する―― 新たな意思を手にしたマリアンヌは、 まっすぐ前を見つめていた。

世界一の画家に

マリアンヌの活躍で、悪魔を倒した一行。 自分に自信を持ったマリアンヌの声援は、 強くマリオンの心に響いていた。 その頃、どこか体調の悪そうな陽彩に、 謎の電話がかかってきて一。

• 光る気力の宝珠
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