人情派の古き良き黒ギャル
名前 | 槍水りり |
CV | 柳ひとみ |
誕生日 | 8月7日 |
血液型 | AB型 |
星座 | 獅子座 |
身長 | 156cm |
体重 | 50kg |
スリーサイズ | 92/58/84 |
趣味 | 漫画、SNS |
クラスメイトに呼ばれたカラオケ。知らない面子も混じったその集まりで一際目立つ存在がいた。それが、槍水りりだった。感心しつつドリンクを取りに行くと、クラスメイトの娘が絡まれていて。割って入るが、揉めそうになる。その時、りりが入ってきた。手際よく男たちを追い払うりり。感嘆のため息を漏らす俺に『いいとこあるじゃん!』と笑う彼女。その笑顔に心が揺さぶられていた。
カラオケの事がきっかけで、りりと時々遊ぶようになった。今日は、りりとりりの友人マリアンヌとファーストフード店にいた。りりの友人のマリアンヌとも、話が弾んで、マリアンヌが先に帰ると、りりかニヤニヤと笑っていた。マリンヌとくっつけようとするりりに、やんわりと断りを入れる。そんな話の中で『彼氏とかはいらない』というりりの笑顔に笑顔で返すが、何故だか少し心が痛んだ。
ある大雨の日。突然鳴らされたインターホンに出ると、びしょ濡れになったりりが立っていた。『今日、泊めて?』その真剣な様子に、何も言えなくなってしまう。風呂を貸すと『……したい?』と誘惑されて……。翌朝。朝食を振る舞うと、りりはポツリと呟いた。『なんで何も聞かないの?』『何も言いたそうじゃないから』言いたくなったら聞いてやる、と答えると、りりは笑った。」
りりを泊めた翌日、電話が来た。泊めて欲しいと言うりり。優しく承諾して出迎えると、間いて欲しい事があるという。りりの両親は、別居しており、最近、母が男を連れてきたらしい。父との関係にけじめをつけずに新しい男を連れ込んだ事が嫌で、家を出てきたとの事だった。優しく頭をなでながらも言う。『親に心配かけんな。きちんと、けじめつけろ』その言葉に、りりは何かを頷いた。
決意したりりは、母と話し合う事にした。家に帰り、母に想いを伝える。けじめを付けずに男を連れてきた母が嫌だったこと。母に父のような事をしてほしくなかったこと。りりの言葉に、母は父との離婚話が進んでいる事を話す。お互いのすれ違いが原因だと分かるりり。互いに分りあい、とびおの話になる。男友達の話を楽しげに話すりりに母は驚き、その驚きでりりは自分の気持ちに気付いた。
週末になって、りりから泊まりの連絡が来た。結構な荷物に驚くか、りりは嬉しそうな表情をしていた。夕飯のあと、事の顛末を話すりりはりりらしい姿で。ふいに、りりは『あのときはごめん」と呟いた。それはあの雨の日のこと。ああいう風にからかうのはやめてくれと笑うと、からかってなければ良いんだ。とりりは続けて……。『とびおは特別』りりを守りたい、そう心に誓った。
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